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ゴジラ キング・オブ・モンスターズのMacのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

怪獣たちのバトルは興奮するね

人間パートのドラマは今ひとつだったものの、スッキリしてたのであまり気にならず。全体を通して楽しめた。

◼︎良かった点
・一番興奮したのは、タイウィン・ラニスター(チャールズ・ダンス)登場シーン。似たような役どころで好き。

・司令艇の目の前にキングギドラが現れる、野球場でガラス越しにキングギドラと目が合うなど、「絶望感」しか無いシーンが多々あったけれど、どれも何故かニヤけてしまった。

・サントラが最高。お馴染みのゴジラ、モスラのテーマが聞こえた時は鳥肌が立った。さらに、般若心経なんかのアレンジを最高。

◼︎気になった点
いくつか引っかかった点をピックアップ。

・一作目のキャストが全員退場したのは、寂しいものがあった。
渡辺謙と「シェイプ・オブ・ウォーター」のおばちゃんは、次回作でも活躍して欲しかったなぁ。

・芹沢博士(渡辺謙)にあの役割を担わせたことに違和感。
元々、反核の象徴として誕生した「ゴジラ」作品で、核兵器をパワーアップの材料として肯定的に扱っていることに違和感。しかも、その生贄として日本人の、さらに被爆二世の芹沢博士が選ばれたことは、日本人として受け入れ難い。やはり、日米間の核兵器に対する捉え方の違いが如実に現れたいい例と言える。
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