エンドクレジットで流れる新聞の見出しの内容。怒涛の全てが丸く収まりました、もう何にも心配ない、全部オールオーケーの連続には笑った。物凄い情報量で駄目押してくる。
こんな危険な場所でヘルメットを取ったら危険ですよ！！！！！描写の横綱決定。ゴジキチ・ゴジオタ代表の感極まった表情と、決め台詞に萌え燃え。
一番いいと思った瞬間が、母娘が昇降機で上昇するのを追うように父親の乗った昇降機が上昇するのを同一ショットで収めた所で、感情の高まりとアクションが有機的。なんだけど、このくだりの高揚感に無頓着らしくて、さっさとカット割っちゃうし、シークエンスを終わらせるのが難点。
途中まで鉄人28号的に言うと、良いも悪いもリモコン次第の精神だったな。
モナークの母艦の存在が、超人が乗ってないアベンジャーズみたいで、しっかり人助けする描写があって似ているな。
冒頭のカイル・チャンドラーが叫んでる場面の安っぽさで始まってから1分以内で心配になって、南極のくだりもイマイチ見せ方がつまんなくて、やっとラドンが出てきてから面白かった。
致命的なミスは、一回ゴジラが死んだらしい描写を画的に見せなかったこと。これじゃ生死の差異が無いので復活した高揚感弱い。
2回目鑑賞
DolbyCinema3D
やっぱ映画館だから胃もたれした。子供は好きだからって菓子ばっか食ってたら胃もたれ起こすような感覚。エンドクレジットで怪獣様のおかげで何もかも上手くいった記事の見出し連打で気持ち悪くなる。後味さえどうにかしてくれれば幾分マシ
これやっぱエンドクレジットが情報過多すぎるよね、怪獣が自然界に調和をもたらすなんて絵空事にしか思えない大破壊後、しれっと絵空事を本当にしちゃってるの、すげー厚かましいわ。
改めて本作のカオス、災害、ディザスター状況の最中で垣間見る渡辺謙が醸し出している基地外の加減がハッキリ気持ち悪い。自己犠牲を決め込むと、説得して止める人間の顔がずっーとピンボケする演出してんのね、怖いよ。
映画館で再鑑賞できたのは良かった、デカいのデカいスクリーンで観た方がいいやね。それはね、変え難い。
