夏色ジーン

Cake ケーキ 〜悲しみが通り過ぎるまで〜の夏色ジーンのレビュー・感想・評価

3.5
感想川柳「自責の念 とらわれすぎて 当たり散らす」

アナ・ケンドリック目当てで観てみました。φ(..)


事故によって障害を負い、息子も亡くしたクレアは同じグループセミナーにいた妻に先立たれた男に近付き、その妻の幻影に付きまとわれる。そんな彼女が家政婦に支えられ、自らを許せるようになるまでの日々を綴る…というお話。

自分的にコメディ色の強いイメージのジェニファー・アニストンですが、この作品では見事にクレアを演じきってました。(゜ロ゜;

息子を亡くし、自分も痛み止めが無ければやってられないほどの障害を負うと、あそこまで他人に喰ってかかりたくなるもんですかね?(;・∀・)これは悲しみというか「憎しみが通りすぎるまで」のような気がする。自分への。「しあわせの孤独」のニコライ・リー・カースもちょっと違うけどこんな感じだったな〜。(゜Д゜)

家政婦のおばちゃんの献身とキレっぷりはなかなかのもんだった(。-∀-)そりゃストレス溜まるわな。でも見捨てられないジレンマ。

他人の人生壊さないようにとりあえず交通事故には絶対気を付けよう(-_-).。oO自殺もか。

アナ・ケンドリックはユーレイだったので出番は少なかったです。(。´Д⊂)ああやって見ると自分の内面の悩みや鬱屈してるものを投影した幻がユーレイなんじゃないかと思っててしまう。(^^;
チョイ役でウィリアム・H・メイシーもいましたね。サム・ワーシントンは相変わらず影薄いな〜。(-∀-;)