ミシェルはやはり、ミシェルでした。
マリリンモンローの映画は観たことがなく、いくつかの有名なカットを見たことがあるだけ。それほど興味もないが、昔の映画スタジオ、撮影の舞台裏、役者たちのあれこれを垣間見ることが出来るのはいい。
本作で描かれるマリリンは、あくまでもコリンという青年の目を通した女性である。ローマの休日のような、期間限定の忘れられない思い出がエディくんによって語られる。エディくんは、賢そうだけど内気で冴えないキャラクターがよく似合う。
つかみ所のない女性、マリリンの間近で過ごし、その人となりにちょっとだけ触れた数日間のお話。
それにしても、マリリンモンローって大変だったんだろうなー。どこへ行っても大騒ぎ、周りからは才能があるとか生まれつきの大スター、特別な人なんて言われ続ける。そりゃ、おかしくなっちゃうよ。
どうでもいい事だけど、マリリンの運転手が、名探偵ポワロのジャップ警部だった。後半いい仕事してた✨。