ポスターの図柄すごいですね。
ホラーです。なんか薄気味の悪い家に住む母子家庭の物語です。
老人施設で働き、女手ひとつで息子を育てる健気な母、なかなか可愛いんだけどどこか風変わりな息子。2人の演技は特筆にあたいします！
そんな家庭に現れる一冊の絵本、なんだか不気味な様な可愛い様な不思議な絵本です。読み進むうちに…。
捨てたはずの絵本がいつのまにか戻ってくる。仄暗い水の中から見たいな展開ですね。
さて、この手のホラー、巻き起こる不可解な事柄はオカルトなのかそれとも主人公の精神世界の話、つまりサイコチックな話なのか？
サイコチックな話は受け入れるけどオカルトは受け入れないという人もいる様ですが、私はどっちもOKです。
どちらとも取れる描き方の本作、私の興味はそれがどっちなのか？という事。
大概途中で予想どうりになるんですが、中には予想が外れて大どんでん返しにしてやられる事も有ります！シックスセンスやシャッターアイランドなんかは見事にやられましたな。
本作の面白いところは最後に種明かし的なシーンで終わるんですがそれでも尚どっちとも取れるエンディング！
モヤモヤ感が残ると言う人もいるかと思いますが、判断は観客個人に任せるというのも私は有りだと思っています。ってなんでもいいんかい！
いずれにしてもこの作品なかなかたのしませてもらいました！
