ババドック 暗闇の魔物の参鶏湯と三層肉のネタバレレビュー・内容・結末

「母は弱くても良いよ」

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バ、バ…ドックドックドック……
子どもいないが、自分は仕事でいろいろあって精神的にキてしまっているので、胸が痛かった。だれかこの女性に病院か地域の支援を紹介してやって、、、

にしても、完全に最後は飲み込まれて子どもを殺めてしまうと思っていたので意外な終わりだった。母が己の闇に勝つのか。

子どもを殺せとかそういう事ではなく、なんか「母は強し」みたいになったのが少し残念だった。それまでの厳しい状況を散々描いた挙句、妄想にまで取り憑かれているのに結局彼女は1人で（一応息子も頑張るが）解決する。そんなに母親を強くしなくてもいいでしょうが。

人間は弱くていい。母も弱い。闇にも負ける。家族の愛だけじゃ解決しない。飼い慣らしたようにも見えるが、ババドックはまた彼女を蝕むのではないか。

お隣さんだけでなく、いろんな場所に頼って救われる必要がある。またドアがノックされないように。