地球外生命体

レフト・ビハインドの地球外生命体のレビュー・感想・評価

レフト・ビハインド(2014年製作の映画)
2.9
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ニコラス・ケイジ主演のパニックアクション。パイロットのレイが操縦するジャンボ機の副操縦士と大勢の乗客が、飛行中に忽然と姿を消す。同じ頃、地上でも数百万人が消え、街は無法地帯と化していた。

内容(「Oricon」データベースより)
その日突然、数百万を超す人間が姿を消した。世界中でライフラインが機能を停止、地上は未曾有の混乱状態に陥り暴動が勃発する。一方、高度30,000フィートの上空でも同様に、ジャンボジェットの機内から大量の乗客が、着ていた衣服と荷物を残して忽然と姿を消してしまい…。ニコラス・ケイジ主演、高度3万フィートの空中で巻き起こるフライト・パニック・アクション。

原作は、アメリカのキリスト教右派の牧師T・ラヘイが、新約聖書の黙示録をベースに世界の終末と直面した人々の苦悩と祈りを共著で書き綴った、累計6500万部にも達するという大ベストセラーシリーズ。同じ原作をもとに、先に3本の作品が「人間消失」シリーズとして映画化されていたが、今回「ラスト・リベンジ」のケイジを新たな主役に迎えてそれをリブート映画化。

本作は第35回ゴールデンラズベリー賞で最低作品賞、最低脚本賞、最低主演男優賞(ニコラス・ケイジ)の3部門にノミネートされたが、受賞はしなかった。

ストーリーは大変興味深く面白いのに、とても残念な映画。映画は小説の1巻目(全16巻)に当たると思うのですが、この先どのような結末を迎えるかがとても気になります。全16巻を基にした新シリーズで映画化予定とのことですが、もし作られたとしても、この映画製作会社とこの脚本家ならまた残念なシリーズにしちゃうんだろな・・・いい映画作りたいのなら、自分たちしゃしゃり出ないで、ちゃんとした映画人にお任せして作ってもらえばいいのにね。

【レフト・ビハインド・シリーズ】
ティム・ラヘイ、ジェリー・ジェンキンズの共同著作によるアメリカの小説。およびその続編からなるシリーズ。1995年に最初の小説が発売された。公式サイトによれば全米で6,500万部を売り上げたベストセラーである。アメリカ本国では映画化、ゲーム化もなされている。全16巻(日本版は全12巻)。

時は近未来、最後の審判が迫り「ヨハネの黙示録」の預言が実現していく世界を描く。「患難前携挙説」の立場をとっており、「携挙」によって信心深い人々や幼い子供が姿を消すところから物語が始まる。

製作と脚本を担当したポール・ラロンド氏が、原作の同名小説シリーズ全16巻に基づく新しい映画づくりに取り組んでいることを発表した。

映画化権の関係で、これまでは最初の2巻しか利用できない状態(2000〜05年にカーク・キャメロン主演で3本が、そして14年にニコラス・ケイジ主演で1本)だったが、正式にシリーズ全巻の映画化権の取得に成功したとし、小説『レフト・ビハインド』全体のストーリーを6~8作の映画シリーズにする予定とのこと。
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