マピンターズボーン

あと1センチの恋のマピンターズボーンのレビュー・感想・評価

あと1センチの恋(2014年製作の映画)
3.0
【男女の友情は成り立つのか?】

はい。長年なかなか決着のつかないテーマですね。
皆さんどちらだと思います?

それではまず友情ってなんなのかわかりやすく言葉で説明させてもらうと


”お互いに同じ方向にベクトルがありながら特定の壁によってそれ以上進めない関係”


例えば男と男の友情。
お互いに好意をもっているが男同士という壁があり恋愛に進まないってことですね。
なので男同士というお互いの壁さえなくなればゲイとしてカップルが成立するわけですね。

人によって壁は様々です。例えば相手が既婚者という壁。恋人がいる壁。歳が離れすぎているという壁。異性としてドキドキできない壁。友達としてはありだがカップルとして求める性格が違う壁。周りの目という壁。振られるかもしれないという壁。

言い換えるとこの壁を乗り越えたものが恋愛に発展するわけです。

男と女の友情も同じです。
同じ方向にベクトルが向かい合ってるにも関わらずそれ以上進めないっていうことは何かしら壁があるんですね。

この作品の壁は「友人関係を失いたくないという壁」

これがずっと二人を邪魔させるんですね。
告白してお互いの関係がギクシャクしたらどうしよう。
相手の幸せを優先してしまう。
この関係が心地よいから壊したくない。

皆さんにも経験あるんじゃないですかね?

この2人はお互い気になりながらもそれぞれ恋人つくったり別れたりで12年もの時間を過ごすわけです。
原作の小説はな、な、なんと45年!

壁を壊すって中々難しい。
でも壁が壊れた時、新たな世界が広がったりするもの。
安定を求め今の生活で満足するか勇気を出して新たなステージに進むかどちらを選択するかはあなた次第だけどね。

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