このレビューはネタバレを含みます
近づいたり離れたり、その距離感が見ていてもどかしかった。
二人の行く末を一人の友人として見守るように鑑賞していた。どこかでお互い好意があることを感じつつ、現実がのし掛かり、どうしようもないもどかしさの連続。そして、迎えるエンディング。
爽やかな気持ちになれた。時折夕日や朝日など、光が印象的に描かれているシーンがあったが、本作はそんなフワッとした感覚的な良さがあったと思う。
キャラクターのやりとりから感じる温かく、懐かしく、そして微笑ましいような感覚は見ていて少し気分が良くなりました。反対に、苦しくなるシーンもあり、緩急も良かったです。