Marrikuri

あと1センチの恋のMarrikuriのレビュー・感想・評価

あと1センチの恋(2014年製作の映画)
4.5
「どう生き、どう愛すべきか」を考えさせるテキストとしてオトナエイガはある。語られる説教は要らなくて、作り手が私たちを愛してくれれば効率的に大切なことが伝わる。
この作品には、私たちへの愛がけっこう漲ってると思う! 最後までまったく飽きさせないというのが第一点だ。要所要所&弱そうなところに、効かせ音楽(のポップさ)。主演の善男善女がイイ人魅えしつづけるブレなさ。光。全部好き。ドラマすぎる眉のロージー(リリー・コリンズ)、現実から逃げなかった。逃げなさに学べる!!

二度観て二度とも私は、なぜか終盤のエレベーターおじさんのところで泣けちゃった。ところが、その後の甘く転ぶだけのようなハピエンと、遡って結婚式の屋上でのやりとりには、平凡な恋映画臭を嗅ぐ。金銭的困窮が一切ないのも私たち庶民からすればシュガリー。それら以外は、完璧か。他人の不幸せもまた蜜の味だ。。
二度観て二度とも、最初のセックスシーンにプゥッと笑う。
高校生アレックス(サム・クラフリン)のキラメン度が序盤のうちに私を捕獲したよ。


※ 愛と恋はもちろん違う。愛は、「キス&セックス」ではなく「好きな相手に、見返りを求めず自分の大切なものをよろこんで与えること」だろうね。