SHIROHITO

クライム・ヒートのSHIROHITOのレビュー・感想・評価

クライム・ヒート(2014年製作の映画)
3.9
原作小説が『ミスティック・リバー』や『ゴーン・ベイビー・ゴーン』、『シャッター・アイランド』と同じ作者。これはトムハ出てるし、それにジェームズギャンドルフィーニの遺作になのです…
ドラマ『ザ・ソプラノズ』何気に昔観てました…安らかに…

ストーリーの超簡単な概要は、

マーフ(ジェームズギャンドルフィー二)が経営するバーで、働くボブ(トムハーディ)は堅実で寡黙な男。
そしてその地域のバーには裏の顔があり、マフィアの裏金を一時的に集めて保管する「The Drop」という役目をもっていた。
そしてある夜、2人のバーに覆面の強盗が押し入り金を奪われてしまう。そこから2人はトラブルに巻き込まれていく………

という感じ。


社会の隅で生活する人の孤独を軸に据えた雰囲気で、人間関係に隠された秘密と暴力性、水面下で必死に水を掻いてる様がよく描かれていると思う。俳優陣の演技に重点が置かれているし、それが十二分に発揮されている。
後半の展開では、法律とか倫理とか、そういう型にはめては抑えられない人間の業が浮き彫りに。
主人公のトムハーディの静かで真っ直ぐな狂気もよく演じ切れていた。『ブロンソン』のときのような爆発するキャラも最高だったけど、トムハーディはこういう静かで知的なイメージのが個人的に好きなので、車の中だけで話が進んで行くサスペンス『LOCKE』が日本で公開されることを期待したい。

この映画で結構重要なのが犬。犬好きのトムハーディが傷付いた犬を拾って育てていくさまはキュン2きた 笑
スパイクリーの『25時』でも出てきたピットブル。凶暴凶暴って聞くけど、やっぱりピットブル可愛い。
自分の好きな映画の雰囲気とピットブルが合うんだろうな。孤独な男と犬の組み合わせには弱い。