ギャングの″資金預かり所″的な顔を持つ″バー″のバーテンをしている男・ボブ（=トム・ハーディ）。誠実に仕事をこなし寡黙で穏やかなボブであったが、彼の内には獰猛な獣が潜んでいたって話☆
仕事終わりの帰り道、ゴミ箱に捨てられた子犬を発見するボブ、犬を飼ったことがない彼は戸惑いながらもこの捨て犬を飼うことにします（命名・ロッコ）。
この時の「困ったなぁ、でも捨てられないなぁ」と戸惑うトムハの演技がなんとも愛おしいです。
子犬もまた可愛いです。
トムハと子犬をずっと見ていたい気持ちにさせます☆
話の本筋としては、二人組の強盗にバーの売上を盗まれてしまう事件が発生して、それをギャングに取り返せと命令されるのですが、それには裏があって・・・な感じです。
そこに子犬の元飼い主も絡んできて、平穏に暮らしたいボブを困らせようとします。
しかもその男は、犬絡みで仲良くなった女・ナディア（=ノオミ・ラパス）の元カレであったりもします。
犬とのホッコリする穏やかな生活を送りたいボブに降りかかる厄介事の数々に、ついに取る彼の行動の躊躇の無さがマジ怖いです！
おとなしくしてる人に変なチョッカイ掛けちゃダメですね。
ハッキリ言ってかなり地味めな作品だと思いますが、″刺さる人″には相当深く突き刺さる一本(*￣ー￣)☆
