クライム・ヒートの作品情報・感想・評価 - 36ページ目

「クライム・ヒート」に投稿された感想・評価

森

森の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

淡々としたストーリーだけど退屈せずに見れた。

渋いけれど、所々クスッと出来るシーンもあって、その辺りが妙にリアルだった。

しかし、最後に大人しいと思っていた主人公が実は殺しも淡々とやってのけるような男だとわかるくだりはそれまでの描写とあまりにもギャップがあり過ぎてちょっと違和感が強かった。実は殺しを厭わない男だった、という設定は構わないが、自分が好意を寄せている女性の前で平気で撃ち殺したり、殺しを目撃したその女性を平気で家に帰したりする無防備さが、どうもそれまでの主人公とそぐわなく感じた。

とはいえ、全編を通して派手さはないけれど退屈もしないいい映画だった。
Nami

Namiの感想・評価

4.0
渋いサスペンスで、静かな流れで派手な事は一切ない、本格的な裏の人の1日を覗いたドキュメントのよう。なので、エンタメじゃないサスペンスだから好き嫌い分かれると思う。題名は原題のままの方がクールだね。バーで強盗があって、って始まり登場人物は少なめ。全容は見えてるようで1つだけ見えてなさそう。もやもやする。最後のピースがハマった時、ああ、なるほど。てなって、これは見せ方としてかなり好きな部類の話だった。渋い!
なんかリアルだった。
そして、個人的にそろそろトム・ハーディ好きになりそう。
Kevin

Kevinの感想・評価

3.7
ブルックリンでバーを経営するボブ(トム・ハーディ)とマーヴ(ジェームズ・ガンドルフィーニ)。
彼らはバーという表の顔とマフィアの金を預かる裏の顔があった。
しかしある日、2人組の強盗に店を襲われ、その金を奪われてしまう。
マフィアから取り返すよう命じられ、ボブとマーヴは犯人を探すが...。

トム・ハーディ 主演のクライム・サスペンス。
本作はジェームズ・ガンドルフィーニの遺作です。
特に派手というシーンはないですが、程よい緊張感を保ちつつ真実が見えてくるといった感じ。

本作のトムハはかなり大人しいです。【ブロンソン】の暴れ狂うトムハとは正反対。
セリフもそれほど多くなく、性格や声も落ち着いています。
そして彼が犬と戯れている姿はかなり微笑ましい。
しかしどことなく彼から溢れてくる狂気。
最後の方まで彼の人物像はあまり明かされないのですが、何故か彼の目からやばさを感じます。さすがの演技力です。
ほんと凄いです。様々な役を器用に演じ分けてて。国籍も自由自在。色んな顔のトムハがいますね。

ラストのバーでのシーンは彼が一言一言セリフを放つごとにグイグイ引き込まれます。
淡々としたテンポでどんどんとんでもない事を言っていきます。
あれはなんか心地よかった。

しかしそこで思ったことは、この作品がもしトムハ主演ではなかったらここまで作品として面白かったのかということ。
彼あってこその引き込まれ具合であり、彼あってこその存在感。
仮に本作の主役が他の俳優だとしたら...と考えると正直素直に面白かったと言えなくなる。
そしてそれと同時にトム・ハーディという俳優の凄さを再認識できる。

なので彼のファン、もしくは彼の魅力を味わいたい方にはいいかもしれませんが作品としては...なところです。
まあ自分はトムハ大好きなので面白かったですけど☺
なべた

なべたの感想・評価

3.3
トムハーディ主演のクライムドラマ映画。

寡黙な青年ボブ(トムハーディ)は叔父マーヴの経営するバーのバーテンダーとして働くが、マーヴのバーはロシアンマフィアの闇銀行としての裏の顔があった。
ある日、強盗から店の金を奪われてしまい、ボブとマーヴは、強盗から金を取り戻すようにマフィアに迫られるーー。

ストーリーは静かな雰囲気で進んでいき、これといって盛り上がりはないものの、ジワジワと登場人物それぞれの闇があらわになっていきます。

野暮ったい雰囲気のボブの役柄にトムハーディはピッタリ!
寡黙ながらも内に秘める真っ直ぐな狂気を演じるトムハーディの演技力はさすがです。

渋い感じの静かなクライムドラマなので、刺激やエンターテイメントを求める人には退屈かもしれない映画です。
クライムミステリーにしてはチープなプロット。期待させる演出のわりにハラハラドキドキもなく、あ、そーゆー事か。そーでしょーね、はい。って感じ。
結局のところ、口下手なやつが犬に大金叩いて女をものにする男の物語。
 さすが『ミスティック・リバー』の原作者が脚本も手掛けているだけあって、ドライすぎるアメリカどんぞこ物語に戦いてしまいましたが、ぶっちゃけ雰囲気映画だと思う。しかし雰囲気だけでもあるのだから良いじゃないかとも思う。ラストはよくわからん。
トムハーディの寡黙な男がかっこいい。期待していたよりは展開が普通だったけれど静かに何かが起こっている感じがドキドキした。なぜ日本未公開になったのか。
J

Jの感想・評価

3.1
トムハーディが好きで観たけど今回はハズレ。
盛り上がりもなく、終わりも意味不明やし。
いまいちなぜクライムヒートという邦題なのかわからなかった…?…

とにかく淡々と物語は進んでいきます。

淡々と進んで行くからこそ、ラストの告白では、トムが1番狂気だわ…
1番敵に回したくないわ…て…

相変わらず、トム・ハーディは眉間にシワを寄せていて、顔面の筋肉疲れそうとかどうでもいいこと考えてしまった…

でも、そんなトムが大好きなんです。
ワンコとの絡みもいい感じで、トムのことがより好きになりました。
Ryoko

Ryokoの感想・評価

3.8
ブルックリンの暗部。アメリカって恐ろしいところだなと改めて思う。正義とか理性といったものが通じない。眠っていた狂気を掻き立てるような、身を守るためにどこまでも暴力的になれてしまうような黒々としたものが渦巻いてる。そんな社会で必死に生き残ろうとする男たちの姿が描かれます。トム・ハーディの現代劇って実はあまり見たことなくて(見たものもあるけどあまり覚えていない)新鮮だった。かっこいいなー。トム・ハーディにあんなに大切にされてるなんて、あの犬になりたい。