SHIROHITO

君が生きた証のSHIROHITOのレビュー・感想・評価

君が生きた証(2014年製作の映画)
2.0
『Rudderless』

映画として観られない。

さだまさし「償い」を聴け。タコ


※これは99.9%レビューじゃなく私情です。

家族を殺された人が凄く近しい人にいるんだけど。
少し前その人とは毎日一緒にいて、知り合った頃は事件の6年後でとてもそんな風には見えず気さくで明るい感じだった。
親密な関係になりその事情を知らされた時はショックで何も言えなかったし、何も出来なかった。ただ毎日一緒にいるだけ。
大好きだった家族の1人が急にいなくなっただけで辛いのに、当時は警察やマスコミがいる毎日で、その人は家に帰れなくなったらしい。母親は悲しみに浸る暇もなく、子供3人を育てるため、職を探さなきゃいけない。全てが無茶苦茶になったらしい。

伝え聞くだけじゃなく、自分なりにネットで見られる記事は当時大体読んだ。好奇心からじゃなく、事実の表面だけ知って取り繕えるような間柄じゃなかったし、何が相手を傷つけるか自分なりにきちんと見定めたかったからね。
口には出さないけど、事件のせいで見たくない物や行きたくない場所、聞きたくない言葉ややりたくないことがきっとあるはずで、知らないからってそういう場所へ連れてったり何かをさせて傷つけるのは絶対しちゃいけないと思ったのよ。
だからそんなこんなで当時は「ぶっ殺すぞ」なんて冗談でも言わないようになった(今は言う)し、一緒に見る時は映画もだいぶ選んでた。
そうやって毎日一緒にいると、身につけてる物や家にあるもの、思い出の場所、誕生日や命日、日常の中で自然と故人の話になることが意外なほどあったのよ。そして皆決まって幸せそうに故人の思い出話をして楽しそうなの。ほんとに家族仲良かったんだなって思うし、実際に俺も会ってみたかったなって思った。
一番下の子なんて小さかったから全然覚えてないっていうし、そんなこと言われると凄く可哀相になるし、なんでこの家族がってよく思ってた。

今では遠くに住んでてその人とは頻繁には会えないけど、よく連絡はとってる。
先月末東京に来たから久々に会ったしね。結婚して子供もいて、旦那の愚痴ばっか言っててもなんだか微笑ましい。笑ってんなって怒られたけどw。旦那の愚痴は女に言えw。


まぁ、なんだ、、

つらつらと駄文書き連ねたけど、

何が言いたいかってぇと、

さだまさし「償い」を聴けってことだ。

もしくは「それでも、生きてゆく」見ろ。

サム、お前はそれでいいのか??

俺はそうは思わない。



正しい、正しくないで映画を見たくはないが、なんか我慢出来んかった。



歌がいいから2点くれてやるよ。
もってけアホんだら。
SHIROHITO

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