はなふさよめこ

君が生きた証のはなふさよめこのレビュー・感想・評価

君が生きた証(2014年製作の映画)
4.5
2015のクリスマスに鑑賞、パンチが重く考えまとまらず。昨年観た映画ベスト10内の作品。

亡き息子が遺した曲を父が歌う、のはあくまでも一部。そこから始まる現在進行形の未来に繋がるあれこれと、同時に過去が明かされていく展開の巧さ。複雑になりがちなそれらを、すんなりと見せてくれます。
普通の映画なら中盤の展開で盛り上げて終わるだろうに、この映画はまだまだ続いてく。最後には目が腫れ上がるほど泣いてしまった。
役者たちも全員がピタッとハマっていて、特にアントンイェルチンの可愛さ…スタトレでも愛すべき新人感だったけど、今回の役は母性本能くすぐりまくり。ヤバい。
映像もパッと見は凝ったふうに見えないけど、とても美しいショットが沢山。物語がヘヴィなのに反し、お日様が背中に当たるような暖かな光を感じました。使われる楽曲もとても良い。

誰かに手を貸すことで自分も救われるし、誰かから差し出された手を拒否せず受け入れる事で誰かを救う事もある。