2度目。お気に入り映画見直し。
高校の銃乱射事件で息子を亡くし全てを失った父親が、生前の息子が書き残した素晴らしい歌で再び世界とつながっていく。
向き合うことができないほどのショッキングな出来事には、ちゃんと向き合うまでに時間がかかるのは当然のことかもしれない。それに対して部外者がとやかく言うこともできないと、父ちゃんを見ていて思う。
父ちゃんが泣き崩れるシーン、悲しいとか悔しいとかそんなシンプルな感情で説明のつかないこと、向き合えば壊れる寸前になるとわかっていることに、向き合おうとする姿。
それでも親だから、息子の人生を背負って生きていく責任がある。その責任に向き合うのがどれだけ重いことか。やらなきゃいけないからじゃない、どんな息子でも愛していたから、許してほしいとかじゃなくて、ただ、これからもそれは変わらないってだけ。
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3.8->4.1