my son ………
『エアフォース・ワン』等の名脇役ウィリアム・H・メイシーによる音楽ドラマ☆
後半からの流れで一気に見方が変わる複雑な作品でした。
だけど音楽は素晴らしい。
歌詞がじんわりと染みる。
故アントン・イェルチンの相変わらずなヨタ男っぷりと歌声も拝める良作でした♪
大学で銃の乱射事件が発生。
広告会社に勤めるサムの息子ジョシュも亡くなった。
2年後。
サムは酒に溺れ、ボート暮らしのその日暮らし。
そこへ元妻から息子の遺品を渡される。
中には音楽好きな息子の作った自作の曲や歌詞が。
サムはそれを近くのバーで歌うことに。
すると曲に感動した青年クエンティン(アントン・イェルチン)が、一緒にやろうと提案してきた。
こうしてギター、ドラム、ベースが加わり"Rudderless"としてバンド活動を開始する。
しかしサムの、そして息子の過去は消えることなくのし掛かってきて……
サム役は『ウォッチメン』Dr.マンハッタンの方だったんですね!
弾き語りのハスキーボイスと無精髭が似合うおじ様でした。
監督ウィリアム・H・メイシーは、バーのマスターとしても参加。
アントン・イェルチン、ローレンス・フィッシュバーン、セレーナ・ゴメスもちらり。
息子の歌を歌う。
その意味合いがガラリと変わる後半は、なんとも言えない。。。
上手い見せ方だなぁ~
うむ。
じんわり効いてくる。
ゆっくりと心に落とし込みたい作品でした。