米国アニメ「地上最強のエキスパートチーム G.I.ジョー」を基にした実写映画。
がん細胞破壊のために作られた薬「ナノマイト」。これが武器商人デストロの手により、世界征服を企む悪の組織「コブラ」に渡ってしまう。あらゆるものを破壊する威力を持っているナノマイトを最恐の兵器として利用しようと企むコブラ。彼らを阻止すべくアメリカ政府が送り込んだのは、世界各国から集められた精鋭達で構成された機密部隊《 G. I. JOE 》だった。超ハイテク武器を使いこなす彼らは、果たして世界を守ることができるのか。
国際機密部隊、超ハイテク武器、精鋭部隊…耳障りはとてもカッコイイ！
武器がカッコイイと同時にウルトラマン並みに町の破壊に無頓着な点がいい。笑 これぞ気軽に楽しめるエンターテインメント作品。テンポのよさもそして、キャラがいい！主役のデュークは特に目立つものがあるわけじゃなかったけど…相棒のリップコードがお気に入り。エディ・マーフィーとかMIBシリーズのＪ（ウィル・スミス）を思い出したノリのキャラで、何か好きになっちゃう。笑 女性陣もクールだったし、隊長はいかにも隊長！という感じだし。忍者は沈黙の誓いにメッチャ忠実。
気楽に楽しめるアクションSFとしてはいいけれど、見慣れたハリウッドものと捉えることもできてしまう。それだけに、人に勧めたり語りたくなるような心に残る魅力というのには欠ける。うん、見慣れてしまったというのがしっくりくる。
