高瀬とうや

グランド・イリュージョン 見破られたトリックの高瀬とうやのネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

どうしてこうなった。
前作にあったワクワク感や爽快感は一切ない。
敵を華麗にかわし、手玉に取り、彼らに魅せられる快感はない。
というか、素晴らしかったのはチップをトランプに仕込んでそれをフォー・ホースメンの4人で巧みに交換し合うところだけ。

前作の華麗なマジックやスタイリッシュさを期待していたら、全くの期待外れ。
暴力という下卑た行為を見せられるわ、そもそもの新入り女性マジシャンが首やら腕の切断マジックを得意としていてなんだか血なまぐさい。
鳩の首をもいだり(ハトは無事です)
前作の紅一点が中の人の妊娠によって降板したらしいが、かといって新入りをいれた意味はあるのか?しれっと「わたし?元からヘンリーでしたけど??」としておきゃいいのに「ヘンリーは待てなかったので離脱した」とか。

あと新キャラのメリットの双子の弟がめっちゃウザイ。
こいつの首をもぐことができたらいいのに。

前作のいい所を丸ごと消してるので不思議だったのだけど、監督が違うんだね、納得。
正直、2時間見るのたるかった。

【あらすじ】
前作にハメた保険会社の爺さんの息子のダニエル・ラドクリフがフォー・ホースメンを罠にかけ、自分が欲しいデータを盗ませようとする。
が、フォー・ホースメンに返り討ちにされて群衆にその悪事を露呈される。
ついでにいうと、実はサディアスはディランの父親の盟友だった。
高瀬とうや

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