決してできの良い作品ではないと感じましたが1に比べたら全然面白かったです。1は盗まれる側視点だったので主人公達に感情移入できませんでしたが、今回はちゃんと主人公達の弱さも見え、キャラがよく見えそこそこ好きになれました。
この映画独特のマジックシーンはやはり見ていて楽しいものがありましたし、それを活かしたアクションシーンも面白かったです。
それにモーガンフリーマンとマイケルケインのカムバックの仕方もまあまあよかったです。それにウディハレルソンが若手っぽい感じを演じてたのが可愛かったです笑笑
はい続いて気に入らなかった点です。
今回新メンバーとして女性メンバーが変わりました。そのキャラがほんとに嫌いでした。お笑い担当だと思うんですが、映画のトーンを壊していたように思いました。笑って欲しいのかどうかもよくわからないセリフを言うことが多く、人を煽るように言うし、イライラさせられ、かと思えば急に痒くなるようなセリフを言うし、彼女のキャラの全てがオーバーで作り物っぽかったです。
あとこの映画全体に言えますが少し馬鹿らしい言い訳が多過ぎるというか。そんな子供騙しみたいな嘘通じちゃうのっていうことが多く、彼らのマジックの凄さを少し薄れさせてしまっていたような気がします。
あとストーリーが全体的にベタでどこかで見たことあるような展開が多過ぎです。先が見えてしまいます。
あと催眠術の設定はほんとにいらないなぁと笑 催眠術の存在自体は心理学的に存在するのは否定しません。しかしこんな簡単に人の思考を捻じ曲げられることができたら社会が崩壊します。人の思考を捻じ曲げるという発想自体嫌悪感を感じますし、もはやこの映画の催眠術はファンタジーです。
