にら

リメイニングのにらのレビュー・感想・評価

リメイニング(2014年製作の映画)
3.2
すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。
騎兵隊の数は二億であった。わたしはその数を聞いた。

─────ヨハネの黙示録 第9章より

黙示録の第9章をなぞるように物語は進んでいきます。
と、いっても主人公達はごく平凡な普通の人間。
訳もわからず世界の終わりから救いを求めて混乱する街を彷徨い歩きます。
神を信仰してきた所謂善人に見える人々も次々に神の力によって命を絶たれていきます。
何故、神はこうした試練を人間に与えるのか。
今までの信仰は神にとっては人間達の自己中心的な偽りの信仰だったのか?
こうした難しいテーマが映画が進むごとに見え、なかなか興味深い作品でした。

正直に言うと、ダン役にBryan Dechartが出ているので観たんですがこの彼が最高でした。ラストは虚しさで泣きます😭
にら

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