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そのネズミ、凶暴につきのhideharuのレビュー・感想・評価

そのネズミ、凶暴につき(2013年製作の映画)
2.2
2019.7.31 DVDで鑑賞。

邦題からは駄作臭がプンプン強めですがキャサリンイザベルが出ているしそこそこの予算のあるホラーだろうと思って借りてみた。
原題は「Torment」で訳せば苦悩とか苦しみだと思いますが原題もイマイチ映画の内容とマッチしていない感じがします。

ヒロインが再婚した男には7歳くらいの男の連れ子がいて、この男の子があからさまにヒロインを毛嫌いしている。家族関係の修復を兼ねての旅行で得体の知れぬネズミのマスクの男に襲われる。しかしネズミだけでなくサル、ウサギ、ブタのマスクの集団だった。この辺は「サプライズ」を意識してるのかな?

人が死ぬ割には血飛沫は上がりますがグロ描写はありませんので特殊メイクに予算を割く事ができなかったのでしょうか。それとも監督はそんなものに頼らずとも監督として腕をふるって演出で見せ切る自身があったのでしょうか。確かにそんなに面白くはないものの、別に悪くもないのですよね。

犯人の目的は何となく分かりますがハッキリと明言されていません。そしてどんな手段で仲間を増やしているのかも不明です。
最近よくある「続編で背景をしっかり描くつもりです作品」かな?でも続編が作られる気配なし(これもよくあるパターン)。
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