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駆込み女と駆出し男のOiwoのネタバレレビュー・内容・結末

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

【感想】
昔の言葉で話してることが多く、字幕が無いと意味が分かりにくい部分がちらほらあった。
話としては面白かった。
もう少し笑えるシーンが多いのかと思った。

【ストーリー】
妻や妾が夫と離縁したくても出来ずに最後に駆け込む場所、駆け込み寺。そこは2年間、尼僧として修行しその後、夫と離縁が出来る場所。
そこに駆け込んできた3人の女性。
1人は鋳鉄を生業とするじょごという女。
彼女は仕事のせいで、顔が半分ただれていた。
容姿が原因で、夫に相手にされず、仕事だけやらされていたのが嫌になり駆け込み寺へ。
お吟という女は病気で死ぬのがわかっていた。
夫に死に顔を見せたくない、夫の泣き顔を見られたくない為、駆け込み寺へ。
ゆうという女は道場師範の元に嫁いだが、そこへ道場破りに来た男に夫が殺され、無理やりその男と結婚させられてしまい、逃げる為に寺へ。
そのお寺に入る前に、まずは事情聴取をし、入山資格があるか確認する。
そこの権兵衛という宿の主人の甥であり医者見習いの伸次郎が現れる。最初はお吟を治療する為の薬草について色々教えていたが、その内に恋心を抱くようになる。
2年後、お吟は息を引き取り、ゆうの夫は離縁せず、その場で暴れ出し、色々な人に斬りかかる。
結果、じょごに金玉を切られ、捕まる。
ゆうは無事に下山。
そして、じょごの夫はこの2年間、女遊びせず、真面目に仕事していた。じょごに戻ってきてほしいと想いを伝えるが、じょごは伸次郎と一緒になる。2人は江戸の滝沢馬琴の元で医者をしながら、伸次郎は夢である劇作家となった。
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