♯107(2025年)娘誘拐、家族の逆襲劇、国道は大渋滞
舞台はシアトル近郊の住宅街
裕福な家庭の子どもを誘拐し身代金を要求する犯罪グループが、麻酔科医師ウィル・ジェニングスの娘アビー・ジェニングス(ダコタ・ファニング)を次の標的に選んだことから始まるサスペンス・スリラーです。主犯格のジョー・ヒッキー(ケヴィン・ベーコン)は母親カレン・ジェニングス(シャーリーズ・セロン)を監禁し、彼の従兄弟マーヴィン・プールがアビーを見張る一方、妻シェリル・ヒッキーがウィル・ジェニングスに身代金を要求。お互いに30毎に定期連絡を取り出来なければ人質の娘をキルするルール。実はジョーたちの動機は身代金以外にもありアビーは喘息持ちで命の危険が迫る中、家族は知恵と勇気で犯人に立ち向かって行くストーリーです。
◆良い点/注目ポイント
・我らがシャーリーズ姐さんが、高級SUVリンカーンナビゲーターで娘を送迎し、お尻の割れ目に手術用のメスを仕込み、ヴィランのケヴィン・ベーコンと渡り合うアマゾネスっぷりは今回も健在。
・ケヴィン・ベーコンのスケベ全開のシャーリーズ姐さんへの執拗なセクハラが良い死亡フラグを立てています。
・P206っぽいガラケー、ポケベル、PDA(パームトップPC)など90年代最新ガジェットが堪能できます。
◆改善点
・無し
◆総括
・レンタル店をハシゴしている最中パッケージ借りした作品。
豪華キャストによるマイナー作品を見つけると何かの試合に勝ったような幸福感が得られます。
90年代の映画は交通事故で派手に終わる傾向があります。
-2025年107本目-