ゴミ拾いで生活するリオのスラム街の少年たちがひとつのサイフを拾ったことから大人たちの陰謀に巻き込まれていく…
『リトルダンサー』のスティーブンダルドリー監督×『ラブアクチュアリー』のリチャードカーティス脚本によるイギリス・ブラジル合作映画。
汚い大人たちと違って少年たちは正義感に燃えて大活躍する。ただ、何で少年らは大人に屈せずこんなに頑張ってるんだろう?といまいち少年らに感情移入できず。暗号を解いたり、少年らがなんでも出来すぎなのも…。
お話にはそれほど惹き込まれませんでしたが、ゴミ山がキレイに見えたり映像がよかったんで最後まで見れる。ダニーボイルの『スラムドッグ$ミリオネア』をなんとなく彷彿させるだけに、今作よりもそっちの方が個人的には好みでした(^^;
印象的だったのがブラジルのパトカーの色が普通の青じゃなくて、沖縄の海のようなセルリアンブルーだったこと。パトカーにしてはオシャレすぎませんか??こんな爽やかな色したパトカーで混沌とした現場へ向かうことを想像すると、ギャップがものすごい(笑)
ゴミ山で拾ってきたのか、少年らがスーパーファミコンのドンキーコングで遊んでるシーンがあったのもちょっと嬉しい(^v^)