ベイビー

ドクター・ストレンジのベイビーのレビュー・感想・評価

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)
3.9
出だしからワクワクしっぱなし!適役が「007 カジノ・ロワイヤル」のル・シッフルでおなじみ、マッツ・ミケルセンって分かった時点でテンションが上がりました。ナイス強面! 怖い怖い。

さて、今度の新しいアベンジャーズは、まさに異次元殺法の使い手! の巻。

次元を行き来し、時間を操れるなんて最強じゃないですか? それで浮遊マントで空も飛べるんでしょ? そんなのドラえもん要らずの敵知らずじゃないですか。それで永遠の命なんて手に入れた日にゃあ…
つまんない人生なんでしょうね、きっと。

それはさておき、さっきも言いましたが、冒頭から面白い。最初はカンバーバッチ主演の「医療系ドラマ」と言ってもおかしくないシリアスな展開です。しかし、ストレンジが怪我をし、完治に執念を燃やすようになってからは、少しテイストが変わってきます。

「バットマン ビギンズ」のラーズ・アル・グールみたいな格好した秘密結社が、カトマンズ地方のカマー・タージという所で修行し、神秘の力、ミラー・ディメンションなどを駆使して「インセプション」ばりの仮想空間で建物を歪ませ「インター・ステラー」の5次元移動のように、多次元宇宙(マルチバース)を移動する。気付けば、クリストファー・ノーラン監督作品てんこ盛りのような展開が繰り広げられます。

ま、ちょっと強引にノーラン監督くくりでまとめてしまいましたが、それらのイメージを具現化する映像力には圧倒されますね。建物が歪む+変形する映像も凄いのですが、ストレンジが最初に多次元宇宙を体感する時の映像は凄まじいです。大友克洋監督や今敏監督がアニメで描いたような妄想の世界が、圧倒的なビジュアルで押し寄せてきます。

ストーリーも面白い。思ったよりアクション満載で、圧倒的なビジュアルと合わせて見応えあります。

それと、キャスティングも好きです。ストレンジを演じたカンバーバッチはもちろんですが、先にも述べたマッツ・ミケルセンもいい。ヒロイン役のレイチェル・マクアダムスが可愛い。あと、なんといっても、スキンヘッド姿のティルダ・スウィントン。この人は氷の女王とか、ヴァンパイアとか、変な役になればなるほど輝きますよね。

昨日「マイティ・ソー バトルロイヤル」を観たばかりですが、僕はあのコミカル路線よりもこういった感じの方が好きかな。

あと、IMAX3Dで観なかったことを本気で後悔。