あーさん

ドクター・ストレンジのあーさんのレビュー・感想・評価

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)
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長年頑張ってくれていたDVDレコーダーが壊れてしまったので、"ミュージカル映画強化月間"はしばらくお休みして、録画していた物を消化(HDDだけ使える)。

"スター・ウォーズ" "ミッション・インポッシブル"は新作が出るタイミングで頑張れたけれど、marvelはシリーズが多過ぎて
"アイアンマン"くらいしか観ていない(こちらは良かった!)。
地上波でやっていた"アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン"は冒頭数分でリタイア…(なんか違う感)。

だったのだが、、
今作は面白かった!

本格的に子育てが始まった2000年以降の洋画に疎くて、カンバーバッチ先生の作品を観るのも初めて。

さて、物語は、、
天才外科医の名を欲しいままにしていた スティーブン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)だったが、ある日自身が運転する車が大事故に見舞われ重症、両手の神経がやられるという致命傷を負う。
外科医にとってそれは"終わり"を意味していた…。

カンバーバッチ先生、外科医が似合うね〜
こんな先生、いそう!
同僚のレイチェル・マクアダムスもお初だったけれど、今作のヒロインとして申し分なし。素敵〜 ♪

そして、絶望の中でDr.ストレンジが辿り着いたのは、"常識を捨て、魂で体を治す"という魔術の世界。
カトマンズ(ネパールの首都)の"カマー・タージ"の主のエインシェント・ワン(ティルダ・スウィントン)、どこかで観たと思ったら、"ナルニア国物語"で雪の女王?をやってたお方!
こういう役、ドンピシャ!
"西遊記"で三蔵法師を演ってた夏目雅子を超クールにしたみたい。。

街のビル、建物、道路が3Dみたいに盛り上がって、交差して、どなたかが書いていたけれどエッシャーのだまし絵のような空間を、カンバーバッチ先生やカマー・タージで知り合ったモルド(キウェテル・イジョフォー)、図書館の主ウォン(ベネディクト・ウォン)、裏切り者とされるカエシウス(マッツ・ミケルセン)とその仲間達が魔術を駆使しながら縦横無尽に走り回る。
みんな大好きマッツ様は相変わらずの存在感だったけれど、若干アクションシーンのキレがなかったように感じたのは私だけだろうか。。(ファンの方、ごめんなさい!)

しかし、すごいな〜
ロンドンの街も出てくるし、こういう魔法物って、やっぱりハリーポッターとかファンタスティック・ビースト…みたいだ!

そこに東洋の思想が混じって、何とも言えない世界観になっている。
チャクラ、信じる力、思考が現実を作る、、なんかはヨガにも通じる東洋思想かな。
物質と意識、マルチバース(多元宇宙論)、ミラー・ディメンション(ミラー次元)、ダークディメンション(暗黒次元)なんかは物理の世界なのかなぁ。

深く追求し始めると、胡散臭いカルトの世界にどっぷりハマってしまいそう。。
でも、そういう世界が存在するんじゃないかというのは、どこか捨てきれなかったりもする。
ここがファンタジーの世界でもあり、物語として楽しめる所以。。

"アラジン"の魔法の絨毯みたく自分の意思を持っている?あるアイテムも面白い ♪

知力のみを極めてもダメで、"己を鎮め、我より人、そして流れに身を委ねなさい"というエインシェント・ワンのアドバイスには、深く共感。
優秀な人に欠落しがちな発想だな。

最後のオチは笑っちゃったけど、Dr.らしい解決法。。
エンターテイメントとしても、ヒューマンな物語としても楽しめた!

マーベル苦手な人にもオススメ ♪