“怒りの支配者だ”
幼児虐待を受け、暴力的な19歳の少年が刑務所で受刑者のボスとなっていた父親と再会。看守に目をつけられながら、他の受刑者やグループ療法士、父親と触れあい成長していく物語。
題名とは裏腹、親子愛の話。
刑務所の中ってこんな感じなんだろうな…
受刑者同士の力関係や看守との癒着…
セリフも多くないし、音楽も少ないから、扉の開閉音やヘリコプターの音とかが遠くで聞こえててリアル。
超スラングだし、話の内容は大したことないけど、面白かった。
力でのし上がる刑務所生活が長すぎて息子にも上から目線になっちゃう不器用な父親の感じがよかった。
刑務所が出てくる作品って、絶対に「看守怖ぇ…」ってなる。