Wikiによると木曜洋画劇場でヘビロテされてたらしいけど、納得。(R15だったけど、レイティングがない時代これを地上波で流してたんか…いい時代過ぎる)
きっとエマニュエルと並び当時の男どもの下半身をさぞ、ざわつかせたに違いない。レンタル出来ないガキが、地上波の放送を待ち焦がれた様子が目に浮かぶ…。
家政婦を演じたラウラアントネッリは若すぎず老いすぎずのちょーど良い年齢。外国人らしからぬ柔らかい顔立ちで最高のキャスティング。あんなの母親亡き家庭の家政婦にしたらイカンでしょ。
作品のノリはコメディ。性を扱った映画にありがちなドロっとした感じがなくてなんとも見やすい。エロもメタファーなんて回りくどいことはしないで、パンチラにセクハラと直球勝負。真ん中いや、下半身にズドン。
クライマックス、停電のシーンの狂った感じはいきなりサスペンスじみた様相に驚くけど、なるほど、そういうプレイね。若干童貞のクセにあんなプレイが出来るニーノはとんだイタリア男。そして今度は私の番と、ニーノにまたがるアンジェリア。くっそ、監督分かってらっしゃる。負けた。
映画で見るエロはグッとくるものがあるのは周知だけど、この映画だと古いからかノスタルジーを感じるのか尚いい。アンジェリアのスカートから覗くガーターベルトとか、AVじゃ最早早送りもののシーンでも何故か唾を飲み込む様に凝視してしまう。あら、いいですねぇの波が止まらない。
AV見過ぎのそこのあなた、ちょっと童心にかえる様なエッチな映画、いいですよ。