「研究に必要なら私が時間を戻してあげる」といって
博士を軸に、反時計回りにくるくると回る 可愛らしい彼女。
時間をかけて 家庭をつくり
だんだんと 一番のサポーターが
お互いではなくなってしまった二人、
覆水盆に返らず…。
何もかもが最初と変わってしまった後に、時間を逆行するシーンでは、
順当な時計回りにくるくる回る彼女。
というか、過去が肯定されていく感じ。
どんな過去も、無駄にはしていなく
二人の間に生まれた子供たちも、
両親が別れたからといって生まれて来なければよかったなんてそんなこと絶対にない。
愛の結晶が残り、また結晶たちが巡り会って結晶を作り…それが続いていくことが、宇宙の仕組みのようにも思える。