まよ

博士と彼女のセオリーのまよのレビュー・感想・評価

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)
4.2
ファッションがすごく素敵

演技とは思えないくらい、身体が動かしずらくなっていく様子がリアルだった
発症してすぐジェーンが愛してる、例え一緒にいられる時間が短くても。って言えることがまだ離れられる時期なのに支える、一緒にいたい。って言える強さに涙
最後の方には弱っていく夫、介護と育児の両立で心も身体も弱っていってジョナサンに頼ってしまうけれど実際の夫婦を感じられてよかった。

あそこでジョナサンに気持ちがいってしまうのも理解できるし、その後もホーキング博士とは良き友でいられる2人の関係が素敵だった。お互いを「愛している」からこそできる選択だと思う。

ホーキング博士の余命2年って言われてからも前向きに色んなことに挑戦している姿に心を打たれた。「声が出せなくなっても生かせて」って言うジェーンに最初は苦しませるくらいなら、って思っちゃったけど、最後のスピーチでの博士の「命がある限り希望がある」って言うセリフにハッとさせられた。


観ていてただただ辛く涙が止まらないのではなくて、幸せな涙だった。悲しい涙だけじゃなかった。
まよ

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