まず、ストーリーどうこう以前に、演技が素晴らしすぎる。
仕事終わりですごい疲れてたけど、そんなの忘れてつい見入ってしまった。
闘病生活を描くストーリーって、苦しみながらも大切な人と支えあって生きていく、みたいな綺麗(綺麗って言葉はなんか語弊?がある気がするけど他の言葉が思いつかない)な話が多いイメージだけど、この映画はちがうかな。良い意味で皆んなが自分に正直な感じがした。相手が世間一般的には正しいとされないことをしたとしても、それを責めるわけでもなく、お互いにとって最適な距離感を模索して、みんながそれなりに幸せに生きているように見えた。
それが本当にベストなのかは分からないし、私的にはやっぱりどこか寂しい気もしたけど、ラストシーンは無条件に泣けた〜。細かいことがどうであれ、闘病生活を共に生きて、前進し続けてきたことに変わりはないな〜って感じた。
良い映画だな、見てよかった。
