私…タイトルのイメージから、ほんわかラブロマンスやと思ってた。ジャケをぼんやりとしか観てなかったなぁ。それにこんな偉人を知らなかったなんて…知らないというのは恐ろしい。
一人の博士の苦難の日々と、彼に恋して支え続けた彼女の物語。
個人的には、こういう作風は苦手かな。
博士と彼女の人生については、感慨深いんやけど。物語として観た時に、自分の感情が分からんくなる。
博士の病気と闘いながらの偉業に胸を熱くさせるのか…彼女の愛情と支え続ける苦闘の日々に、胸を痛め共感すればいいのか…こちらの気持ちのピントが、いまいち合い辛かった気がする。
博士の見える世界の描写や、彼女の心理描写も最低限の言葉や表情で描かれていて繊細な印象を受ける。
苦悩と苦難の連続。それと、博士 彼女
ジョナサンの関係性が辛すぎて…引いてしまう。
綺麗事ばかりの作品が好きというわけでもないが。描かれた人物が重過ぎたかな。
綺麗な映像と、彼らが立ち向かい続けた現実のギャップは素敵だった。
特にラストのシーンは、観ていた時間と彼らの想いが清算されていく様でよかった。
Cast(役者·キャラ) 3
Story(物語) 3
Architecture(構成) 3.5
Picture(画) 4
Acoustic (音) 3
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