たけちゃん

博士と彼女のセオリーのたけちゃんのレビュー・感想・評価

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)
4.2
スティーブン・ホーキング博士を偲んで


ジェームズ・マーシュ監督 2014年製作
主演エディ・レッドメイン、フェリシティ・ジョーンズ


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
今日はホワイトデーでしたね〜。
バレンタインに嫁と娘からチョコ貰ってましたから、今日はお返しです。
実は息子がケーキ屋でバイトしているので、ケーキも買ってきてました。
甘いもの祭り\(^o^)/
甘党一家なので、至福の一日でした(*^-^*)ゞテヘヘ


そんな今日、3月14日って、実は、車いすの天才学者として知られるスティーブン・ホーキング博士の一周忌なんです。本当は昨年、訃報を知った時にあげたかったのですが、無理でした。今回はその時の書きかけの文章に加筆して、レビューを仕上げました( •̀ω•́ )و✧



【スティーブン・ホーキング博士とは】
車いすの天才学者ことスティーブン・ホーキング博士は、1942年1月8日にオックスフォードに生まれ、17歳でオックスフォード大学に入りました。
1963年に「筋萎縮性側索硬化症」と診断される。
1965年にジェーン・ワイルドと結婚。
その年に「特異点定理」を発表しました。
1988年に「ホーキング、宇宙を語る」を出版。
2018年3月14日にケンブリッジの自宅で亡くなりました。76歳でした。

ホーキングの宇宙論はとても面白いんですが、残念なのは、ホーキングによれば、タイムトラベルが不可能であることを説明されたことですよね~。
タイムトラベル大好き人間にとって、それは辛い。
でも、だからこそ、尚更、SF映画に興じるのよ(笑)



さて、映画です!
エディ・レッドメインにフェリティシィ・ジョーンズ、「ファンタスティック・ビースト」と「ローグ・ワン」という僕が大好きな作品に主演の2人が、かつて出演した作品。
これは今考えると素晴らしい出会いでしたね~。

作品は有名な宇宙物理学者であるスティーブン・ホーキング博士と最初の妻ジェーン・ワイルドとの関係を捉えた実話に基づく映画です。

思いっきり文系なもんで専門的なことはもちろん分かりませんが、博士の宇宙理論はとても分かりやすく、「ホーキング、宇宙を語る」はワクワクしながら読んだ記憶があります。体に障害を抱えながらの研究活動が実際どのようなものであったかは想像すらできませんが、この映画を通して僅かながらですが、知ることが出来ました。
もう、エディがホーキング博士にそっくりで、本人にしか見えない( ˘ ˘ )ウンウン
病気の演技も素晴らしいです。
見事アカデミー賞主演男優賞に輝きました!


また、ジェーン・ワイルドを演じたフェリシティ・ジョーンズも素晴らしかった。
彼のことを愛しているのに、一緒には居られなくなる辛さ。
やはり、このあたりは綺麗事ではない( ˘ ˘ )ウンウン
そんな難しい心の機微を上手く演じていましたよね。


この映画はホーキング博士の存命中に撮られたので、完成したものを本人がご覧になったそうです。
映画自体も、例えば映画で使われるホーキング博士の音声は、博士自身が提供したものが使われているそうです。脚本はジェーン本人が関わって完成させたそうです。そりゃ、本物だ。完成後に映画を観たホーキング博士が、涙を流して観られたというエピソードに感動しますね。


あと、今作の音楽はヨハン・ヨハンソンが担当しているんですが、これがまた実に素晴らしいんです。繊細で優しくて、心にスゥーっと染みてくる。特に、映画タイトルでもある「The Theory Of Everything」はすごく良い( ˘ ˘ )ウンウン



でも、僕の頭の中では、キングスクロス駅を歩いているエディを見ると、ニュートじゃんと思ったり、フェリシティは気の強さがジンと重なったり、恩師がルーピン先生だったりと、色々な想像をしちゃうんだよなぁ(ˆωˆ )フフフ…ゴメンネ


みなさん、今日はホーキング博士を偲んで、宇宙を見上げてみませんか?……ホッカイドウハ、ユキデスガ(‐ω‐;)