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博士と彼女のセオリーのRのレビュー・感想・評価

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)
3.8
花火、ライト、結婚式、博士の眼に映る炎、、、その全部がメルヘンでファンタジー

美しくおとぎ話のような映像と
過酷で切ないストーリー。

よく観てなかったからかもしれないけど、
博士と彼女がいつのまにやら恋に落ちて深く愛し合ってて
知らぬ間に病気が発症して
それでも結婚するんだ!ってそんなに愛してて

愛してるだけじゃ乗り越えられない壁と懸命に向き合う二人が
いつのまにかすれ違って
いつのまにかに離れてた

いつのまにやら。。。!

これじゃあ彼女がかわいそうすぎるよって
切なくて切なくて切なくて
でも博士だってかわいそうすぎるよって
切なくて切なくて切なくて
でも本当の二人は、可哀想なんて言葉に負けることなんかなく、むしろ「だから幸せ」とでもいうように
現実を生きているんだな。

個人的に泣けたのは、博士か声を失ったときに、ボードを持ってきて対話を試みる博士と彼女。

言葉にならない悲しみ苦しみ切なさ辛さ
それが溢れすぎてるワンシーンだったよ。


(この作品は、だれにも言えない密かな私だけの思い出の映画)

2017.3本目
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