車椅子の物理学者として世界的に有名なスティーヴン・ホーキングの伝記映画で、最初の妻であるジェーンとの関係がメインテーマとして描かれている。そのため、ホーキングの学問的業績や著名になるまでの過程があまり映画に出てこないのは残念。でもエディ・レッドメインの演技は素晴らしいの一言。実在している人物をこれだけ自然に演じるには、本当に大変な努力があったことと思う。アカデミー賞主演男優賞も納得です。
実際に本当かどうかわからないが、ジェーンがジョナサンに惹かれていくのはなんだかなあという感じでした。自分でホーキングとともに歩んでいくことを選択しておいて、いまさらそれはないだろ。まあ余命2年と宣告されたにも関わらず、それから50年以上生きたわけだから、仕方ない面もあるんですが。