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ストレイト・アウタ・コンプトンのnaotoのレビュー・感想・評価

4.2
試写にてHipHopの怖いお兄さん達に囲まれなが観てきました。始まる前から皆んなでN.W.Aについて語っているような一体感のある映画体験でした。

私はHipHopファンですから諸手を挙げてこの映画を評価するんですけど、N.W.Aが代表するようなギャングスタ・ラップに縁がない普通の皆さんに薦めていいものかは迷うところです。

N.W.Aの曲は完成までの経緯を含めてじっくりと聴かせてくれるんで問題ないんですけど、せめてアイス・キューブやドクター・ドレーの代表曲は聴いてないと解散後の流れを追うのは辛いんじゃないかと思います。

『ジャージー・ボーイズ』に作りが似た映画ですが、しかしこちらはより厳しく、古くて新しい問題が中心です。

LA暴動とドレーの伝説的ファーストアルバム『The Chronic』は共に92年の出来事なんですね。最近にも黒人青年が白人警官に射殺されるという事件がありましたよね。

そんな不自由な国アメリカでHipHopがどのように発展したかを鮮明に描いた作品でした。

日本のHipHop関係者の努力の甲斐あって公開される運びになったので皆さん是非観に行ってくださいね。私ももう一度行きたいと思います。