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ストレイト・アウタ・コンプトンのtransfilmのレビュー・感想・評価

4.3
N.W.Aという、アイスキューブやDr.ドレ―が所属していた
グループの伝記映画。
彼らが言葉にしたのは警察による黒人差別、病気、スラム街のギャングスター生活や日常茶飯事でおこる犯罪など。
このグループは音楽を通して、社会的なメッセージを訴えているように見えるけど、
警察による黒人差別は、裏返せば黒人の犯罪が多いからそうなってるという問題もある。ただ、なんで黒人の犯罪が多いかというとアメリカ全体が黒人差別的な社会だからというのが要因としてあるだろうし、この問題は根深くて非常に難しいと感じる。
彼らの言動は過激で、すべての若者たちにポジティブに受け止められたわけではなく、どうやらアンチファンも多かったらしいシーンも描かれてます。
彼らが言葉にしてきたことは、すべて正しいわけではないと思う。というか、そんなに重みのあるものでもないと感じる。自分は。

なのに、なぜかれらはこんなにも称えられているのか?
ようは、音楽のセンスが抜群だからです!
警察による差別や、ギャングスターであることは、かざりでしかなく、彼らを認めるかどうかは、もうその一つだけで決まるようなものだと思う。

ちなみに、僕はN.W.Aは知らなかったんですけど、
90年代洋楽キッズだったので、スヌープドッグと2pacは知ってる。
Dr.ドレ―とアイスキューブも名前は知ってたけど、アイスキューブはあんまし好きになれなかった記憶がある。
この映画をみたところ、アイスキューブは若いころはこわもてのおっちゃんだったのに、今では21ジャンプストリートでティタムとジョナ・ヒルに絡まれたりしてますね。「このおっちゃんわかいころはめちゃくちゃだったぜ。」なんてエディ・マーフィにつっこまれたりしてるのかなあ。だいぶ丸くなったなあ。

ちなみに、最近のスヌープドッグはケイティペリーとかティーン向けアイドルとよく組んでるイメージがあります。なので全然ギャングスタ―っぽくないです。まあ、スヌープドッグは最初からそんなに悪そうにみえなかったんですけど。