westtribe

ストレイト・アウタ・コンプトンのwesttribeのレビュー・感想・評価

3.8
2016年劇場鑑賞2本目。

ヒップホップはあまり聴かないし、
N.W.Aというグループのことはまったく知らなかった。
(映画館の開場待ちの間に、初めてGoogleプレイミュージックで聴いてみた)

まさにヒップホップ版ジャージー・ボーイズ、という趣の映画。
恐らくこちらの方がより実話ベースなのではなかろうか。

N.W.Aの5人の中で、ホントにいわゆる「ギャング」だったのは
イージー・Eだけだったという。
何も悪いことをしていないのに、黒人というだけで警察に抑圧され、
その怒りが「Fuck The Police」という曲を産んだ。
デトロイトのコンサートで、警察に禁じられても、
観客とともに中指を突き上げてこの曲を歌うシーンは爽快だ。

やがて契約とカネを巡って分裂し、
世界と戦う武器だったリリックでディスり合うのが、悲しくも滑稽。

詳しい内容については、ファンなら既知のエピソードだろうし、
それ以外の人は観たほうが早いかと。
以下の町山智浩氏の記事で予習しておくといいかもです。
http://miyearnzzlabo.com/archives/29322

中盤以降は中だるみした感じもあるが、
迫力あるライブ映像も含め、一見の価値あり。