JIN

ストレイト・アウタ・コンプトンのJINのレビュー・感想・評価

4.9
こんな映画よく作れたな、と。
自分はヒップホップには疎いのでN.W.A.と言われてもプロレスしか出てこないが(笑)、それでもドクター・ドレーやアイス・キューブの名前ぐらいは知っている。
過激なリリックが多いとは聞いてたけど、これはなかなか。
80年代半ばから90年代にかけて、ヒップホップがどんな形で盛り上がってきたのか垣間見れて面白かった。
ロス市警による人種差別の酷さとかその時代背景も興味深かった。
元が実話なんで主に人間模様が生々しくもドラマティックで、エネルギッシュな映画だった。
血の気が多くてエネルギーを持て余してるような登場人物ばっかりやったけど、そのパワーを犯罪ではなく音楽に向け、そして自分達の行くべき道を切り開いていく姿と、反面金によって人間がいかに人生や信頼関係を左右されるか、生臭い部分だったりと、見所がいっぱいあった。
音楽の熱量に関しても文句無しで、特にステージのシーンは圧巻だったと思う。

ドクター・ドレー、アイス・キューブ、イージー・Eの辿った運命を考えると、とんでもない人生やね。
それにしてもこの映画のドレーってカッコよすぎな気がしたけど、実際にこんな人なんかなあ?
自分も製作に関わってるから、かっこつけさせてもらったとか?(笑)
本当に才能がある人間は、0からでもなんとでもできるんやなと感じさせてくれた。