めかぽしや

ストレイト・アウタ・コンプトンのめかぽしやのレビュー・感想・評価

3.8
1986年だとちょうど洋楽聴きはじめた頃。
ポップスやロックばかりでヒップホップの良さがあまり分かりませんでした。
実を言うと今でも苦手です。

N.W.Aの存在も勿論知りませんでしたが、2〜3年前からMTVをみていると頻繁にピル型で真ん中に小文字のbが入っているのコンパクトなスピーカーを様々なアーティストのMVでよく見かけ、
それがBeats By Dr.Dreというブランドでドクター・ドレーを知り、
この人は様々なアーティストにリスペクトされているのか
もしくはマーケティングが上手いのかと思いました。
そしてスタイリッシュなそのスピーカーが欲しくなるし
沢山の人が購入したに違いない!
今ではアップルに権利を売っているので相当金持ちのはず!!!


さて、本作。
黒人が連んでいるとギャングだと思い人権を踏みにじり暴力で抑えつける警察に我慢に我慢を重ねて出来上がったF**K Tha Policeは爽快だったし、
売れてきてギャラの問題でメンバーが離れていくのは宿命なんだな、と思いました。

それにしてもポール・ジアマッティの役はあの映画の役と被りますねー。

1992年のロス暴動や引き金となったロドニー・キング事件も記憶にあります。
20年以上たった今でも同じような人種差別と暴力が無くならないのも悲しい話しですね。

N.W.Aの曲のヒットは鬱屈した時代の代弁者でもあり、虐げられた人々の捌け口だったのでしょう。
危なげな歌詞を聴いてると
『皆殺しのバラッド』を思い出しました。