Yukiko

ストレイト・アウタ・コンプトンのYukikoのレビュー・感想・評価

4.3
2018年1月5日
『ストレイト・アウタ・コンプトン』 2015年制作
監督、F・ゲイリー・グレイ。

1986年、カリフォルニア州南部、ロサンゼルスの南に
位置するコンプトン市。
5人の若者が、治安の悪い地元に住んでいての怒りをぶつけた
歌詞を、ノリのいい曲にのせて歌った。それがラップ♫

エリック又は、イージー・E(ジェイソン・ミッチェル)、
ドクター・ドレー(コーリー・ホーキンス)、
アイス・キューブ(オーシェア・ジャクソン・Jr)、
MC・レン、DJイェラ達は
N・W・AというNiggaz Wit Attitudes(主張する黒人たち)
というグループを形成する。

ファースト・アルバム『ストレイト・アウタ・コンプトン』は
300万枚を超える大ヒット
「ファック・ザ・ポリス」と言う曲は、FBIから警告が届く
ほど、攻撃的で過激な歌詞は、警察やFBIの監視対象となる。

ギャラの配分でもめて、アイス・キューブがグループを
離脱し、俳優となる。
マネージャーのジェリーは、イージー・Eのみを可愛がり、
他のメンバーの不評を買う。
その後、ドクター・ドレーも離脱し、ソロアルバム
「クロニック」更に「2001」を発売し、ラッパーとして
大成功する。
仲間の分裂、しかし、N・W・Aを再度結成しようとするが、
イージー・Eは病気になり・・・


ラップの曲はノリがいいな♫とは思いますが、それ程に
過激な歌詞とは知りませんでした。
住んでいた場所が危険な場所で、警察は黒人と見るや
悪い奴らだと、逮捕をしようとしていた。
麻薬汚染などもあり、それらの日常をありのまま正直に歌詞に
置き換えて歌ったのね。
抑えつけられたものが吐き出す場所を見つけて爆発した!
みたいな。

この映画の俳優たちは、ご本人そっくり!らしい。
イージー・イー、アイスキューブ、そしてドクター・ドレーと
一緒に仕事をしたシュグ・ナイトらはとても似てるとのこと。

見応えがありました♡
Yukiko

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