ノラネコの呑んで観るシネマ

サヨナラの代わりにのノラネコの呑んで観るシネマのレビュー・感想・評価

サヨナラの代わりに(2014年製作の映画)
4.1
女性版の「最強のふたり」かな。
ALSを患い余命わずかな裕福な女性ケイトの元に、介護者としてエミー・ロッサム演じるダメ人間の女子大生ベックがやってくる。
この二人は、共に周りの人間が本当の自分を見てくれないと思っているという共通点がある。
ケイトは不治の病を夫に対する負い目と感じ、ミュージシャン志望のベックは人前で歌う勇気が持てず、厳格な母への反発から一夜限りの出会いを繰り返す。
対照的でありながら、どこか似た者同士の二人は、お互いを鏡に葛藤しながら少しずつ変わってゆく。
登場人物が多いので、主役二人の掘り下げは少々物足りないが、気持ちの良い佳作。
ヒラリー・スワンクが素晴らしいのは当然だけど、久しぶりに歌声を聴かせるエミー・ロッサムも良かった。
やっぱり彼女は良い喉してるんだなあ。
またミュージカルに出て欲しい。