DK

サヨナラの代わりにのDKのレビュー・感想・評価

サヨナラの代わりに(2014年製作の映画)
3.9
昨日に続き重たいテーマだったけど、皆さん書かれている通り、ヒラリースワンクの演技をこえたように見える役作りや、主人公を取り巻くいい人達がこうなりますわなというシーンが重なり感情移入してしまった。

筋萎縮性側索硬化症ALSは3年から5年ほどで筋肉が萎縮し自発呼吸もできなくなって死に至る病気で、最近メディアに取り上げられたり、映画のテーマなどにもなる病気。頭がはっきりしたまま、体が動かなくなるという残酷さが、彼女の演技力と相まって恐ろしさを知ることになる。

困惑する周辺の人たちというのは、ものすご〜くすごくリアル。間違いなく戸惑うでしょう。この辺りの表現は御涙頂戴でないのが大変いい。介護ヘルパーとして雇う彼女もどんどん変わっていくのだが、なんか途中で唐突に変わりすぎた感じがした。ここをもう少し掘り下げてもらったほうがよかったかなと思わないでもない。
最後にお互いの信頼を象徴するシーンがあり、それぞれの思いに涙が出ました。
信頼した相手もそれに答える。きっとそうなることをこの主人公はわかってたんだと思うと、人が生きるって大変だけど死ぬのもまた大変なことだとおもいました。