もちろんヒラリースワンクが凄いのですが、本作はエミーロッサム演じる女子大生の成長が主題だと思いました。
ALSを患ったヒラリースワンクが彼女のメンターだったのですね。
「私に見せたあなたを見せなさい」
なんという自信に満ち溢れたアドバイスなんでしょうか。なかなか言える言葉じゃありません。
人の人生には誰でも成長の機会がありそこには人がいるはず。時には反面教師かも知れない。
でもそれに気が付いて成長するかどうかは自分の心の持ちよう次第。
自分にとってのエミーロッサムってJ.ギレンホールと氷河期に戻ったNYで生き残った高校生だったのがいきなりオペラ座の怪人に恋する大女優に成長してそれからまた低迷してた印象が強かったのですが、本作でしっかり、今度は本当に女優として成長したのではないかと思ってます。
お薦めの一本です。