ゆうき

追憶と、踊りながらのゆうきのレビュー・感想・評価

追憶と、踊りながら(2014年製作の映画)
4.0
私が今まで観た中で1番美しいベン・ウィショーくんがいましたよ(ヨロヨロ)。なんとゆーか、彼の「画面を持たせる力」は凄いものがあるよね。彼が登場した瞬間すっと絵が完成して、彼から目をそらせなくなってしまう。物憂げでいつもどこか孤独な揺れる瞳に釘付け。
ウィショーくん本当に素晴らしかったんだけど、メインは実は彼ではなかったのね。どちらかとゆーとジュンの物語だった。頑固で頑なな彼女に落ち込むウィショーくんを見ると「酷い!」と思うけど、彼女の気持ちに寄り添うとまた違う絵が見える。
新しい世界に馴染もうとしないのは怠慢なだけではないんだよね。自分を変えればいい、世界を拡げればいい、そう思えるのは若さなんだよ。どんな可能性もあると未来を信じられるから出来ることなんだよ。だからジュンを責めないで欲しいと心から願った。
リチャードとカイが過ごした家、ジュンが暮らすケアホーム、風景、どこを切り取ってもとても美しい映画なんだけど(ジュンが使ってたコーヒーカップ、アラビアのビンテージだね?!)そこにうっとりしてると横っ面をはたかれるような容赦ない映画でありました。