のんchan

追憶と、踊りながらののんchanのレビュー・感想・評価

追憶と、踊りながら(2014年製作の映画)
3.7
『007シリーズ』Q役で人気のベン・ウィショー主演の人間ドラマ。
カンボジアの新鋭ホン・カウ監督の母への思いが詰まった哀愁漂う、誠実で美しいストーリー✨

ロンドンの介護ホームで生活してる初老のジュン(チェン・ペイペイ)は、数年前にポルポト政権から逃れてイギリスに渡ったカンボジア系中国人だが、全く英語を話せない。夫に先立たれ、今は息子カイ(アンドリュー・レオン)の訪問を何より心待ちにしながら生活している。ところが、カイが母の施設に向かう時にバス事故で亡くなってしまう。

実はカイはゲイで、恋人リチャード(ベン・ウィショー)と4年も同棲をしていたが、母親にそのことを話せないまま時が過ぎていた。カイは常に母親に気を掛ける優しい青年だったので、死後、リチャードが英語のできないジュンの役に立ちたい思い一心で、ホームで出逢ったイギリス人のアラン(ピーター・ボウルズ)との仲を取り持つために通訳(ナオミ・クリスティ)を雇う。
ジュンからよく思われていないと知っているリチャードは、何とか信頼関係を築きたい!少しでも役に立ちたい!と必死になるが...


静かに進むストーリーだが、ちょっとリチャードのようにそこまで出来るかな?と疑問符が付いたけど、それだけ恋人を愛していたということだろう💗

ベン・ウィショーのゲイ役は何とも自然で綺麗なのでずっと眺めていられる🤩いやらしさゼロ✨
ちょっとダンスも踊るし、ファン必見じゃないかしら?

特典映像のインタビューでは、ナオミ・クリスティと見つめ合ったりして、まるで恋人のように仲が良い雰囲気が気になった💕😁けど....

鑑賞後に知ったのが衝撃⚡️
私生活では男性とパートナーシップ(法的に承認された関係)を結んでいるんですね😲ならばベッドシーンやキスや優しみある振る舞いの自然さは当たり前なのか😆✨
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