VFXが素晴らしい王道中世ファンタジーもの。魔法使いの弟子の続編だ！と思ったら「魔使い」でした。しかし嬉しい誤算でかなり楽しめました。
ファンタジーの巨匠達の功績もあって、既視感のある映像になってしまっているのは残念と言えば残念。しかしこのレベルが当たり前になるというのはなんという贅沢でしょう。
師匠がかなりのクズという大きな柱を軸に、あっさり死ぬあの人、メインは私怨、捻った人物相関など、ストーリーも構成もド王道ではなく、ちょっとスパイスが効いていて好きです。
あとクリーチャーのデザインや、魅せ方、VFXがほんと素敵。もっと評価されても良いと思います。しかしキャラ付けが薄いから魅力が半減で残念。
詰め込みまくってる割にわかりやすいからサクッと観られます。ラストはサクッとしすぎていて拍子抜けしますが、ああ言ったオチはクズ師匠ならではで良いと思います。あと、みんなもっと親のことは感傷に浸ろうぜ！
原作が10作以上出ている人気シリーズの様ですので、何とかシリーズ化してもらいたい。良かったです。
