松原慶太

ギリシャに消えた嘘の松原慶太のレビュー・感想・評価

ギリシャに消えた嘘(2014年製作の映画)
4.0
いや〜映画らしい映画を見た。原作のパトリシア・ハイスミスは、映像と相性がいいのか、アラン・ドロン「太陽がいっぱい」、ヒッチコック「見知らぬ乗客」、ヴェンダース「アメリカの友人」など、映画化された作品はほぼ名作ぞろい。

この映画も、ギリシャとイスタンブールを舞台にした、大人のための上質なサスペンス。

謎の金持ちアメリカ人夫婦と、うさん臭い観光ガイドの美青年の微妙な共犯関係。古典的な巻き込まれ型サスペンスでもあり、大人の三角関係の話でもある。この渋〜い味わいは、ある程度年食わないと分んないかもしれません。

唯一の欠点は、いつものことながら、キルスティン・ダンストがなぜ美女あつかいなのか、そこだけ日本人の私としては腑に落ちませんでした。