KH

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスのKHのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

MCU完全制覇への旅路。15作品目。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol2見ました。
MCUの中でも特に異質とゆーか、浮いた存在のガーディアンズ。他の作品とは違い。舞台が完全に宇宙であり、兎に角何でもあり。
更にはギャグ要素が他の作品とは違い多めなのも特徴的である。

にも関わらず、今作でもイギリス、アメリカを中心とした70年代〜80年代のヒットソングとのマッチングも抜群であり、何でもあり、と言った宇宙でもどこか親近感すらあると感じるから、それだけでもかなりの評価が出来る。

今作では、前作に力を使用したために小型化してしまったグルートがマスコットとしても可愛らしく、怒っているところもはしゃいでるところも永久に見れる。
ヨンドゥの頭のフィンを取ってくるところなんか、まるで日本の漫才を見てる様なテンポだった。

ストーリーとしては、なんとクイルの親父は宇宙を征服しようとしている星そのもの。
と、とんでもない設定が飛び出して来た。
途中彼自身もそれの良さに飛びつき、また初めて父親に出会えた喜びも加わりどっぷりと術中にハマる。
しかし、突き詰めていくと、母親を殺したのも自分だとボロを出すエゴ、
術中にハマる息子も息子なら
何でもかんでもベラベラ話す親父も親父である。
しかし、血が繋がってる父親よりも、育ての親とゆうか、今回は本当にヨンドゥが大好きになりました。
出来れば今後の活躍にも期待したかった。
『あいつは父親かも知れねーが、親父ではなかった』はガチの名言だと思いました。
最期は1の時にクイルがガモーラにしたように、宇宙空間へ放り出された際に、自ら酸素マスク(ではない)を相手に使わせることにより、彼は命を落とす。
1の時にクイルは自分のマスクをガモーラに付けて、あわや、と言うことを周りからは馬鹿だ無謀だと非難されたが、
あの親父に育てられたのならなるほど納得だと感じた。
2ではガモーラとクイルの間には互いに口にはださないが
『暗黙の関係』があるとされているが、
おそらくクイルとヨンドゥの間にもお互いに、殺されずに育てられたのはクイルがガリガリでどんなところにも侵入出来そうだったから、
盗みに向いていた。とお互いが語ってる部分に、
口にはださないけど、親子の絆みたいなものを図らずも感じてしまった。今後のアベンジャーズシリーズでもう彼の口笛を聴けないのは悲しいが、
最期は善行をしたこれに最高のご褒美が待っていたので、
きっと良い死に方をしたと思う。

オススメです。
KH

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